2011年8月3日水曜日

NEJM Audio Summary - July 28, 2011


ランニングを昨年から始めて15kgの減量に成功。今後はライト級の維持が課題。しかし、NEJMのpodcastは一向に聴けるようにはならない。多分、集中して聴いていないからなのだろう。毎週木曜日にpodcastは更新されるので、1週間聴いた覚え書きを水曜日に投稿することにしたい。
2 型糖尿病を有する慢性腎臓病患者に対するバルドキソロンメチル
Bardoxolone Methyl in CKD with Type 2 Diabetes

2 型糖尿病と慢性腎臓病を有する成人を,バルドキソロンメチル 25 mg,75 mg,150 mg の 1 日 1 回投与かプラセボに割り付けた.バルドキソロンメチル投与は eGFR の改善に関連しており,この所見は 52 週の投与期間全体を通じて維持されていた.
"bardoxolone methyl" の"methyl"が、最初は「味噌」に聞こえた。繰り返し聴いても"method"に聞こえる。上掲本の第1法則「最後のLはウ」ですね。
血液製剤を拒否する癒着胎盤の妊娠女性
A Pregnant Woman with Placenta Accreta Who Declined Blood Products
今回の症例検討会は「福島県立大野病院産科医逮捕事件」(2006.2.18)を彷彿させる一例でした。"accreta"は、ほぼ癒着胎盤でしか出てこない単語ですが、"previa"に関しては、Toyota Estimaが、あちらでは、"Toyota Previa"の名称で販売されています。症例の方は無事出産退院できたようです、
ゲノム医学:微生物のゲノム
Genomic Medicine: Genomes of Microbes

ゲノム技術の進歩により,微生物の生態について,病原性か無害かを問わず理解が深まっている.この論文は,ゲノム情報が,微生物感染に対するわれわれの理解と対応に及ぼす計り知れない影響について論じている.
"genome"って、「ジェノム」だと思っていたので、「ジーノム」に戸惑った。それにしてもいい加減な発音のカタカナ英語がまかり通っていることも日本人のヒアリングの出来が悪いことの一因なような気がする。
高用量シンバスタチンの利益をミオパチーのリスクと比較検討する
Weighing the Benefits of High-Dose Simvastatin against the Risk of Myopathy
気づきませんでしたが、この記事はonline firstで公開されていたのですね。不勉強がバレてしまいます。
ソーシャルメディアと緊急時の準備対策
Social Media and Emergency-Preparedness Efforts

ソーシャルメディアにより,人々の情報伝達方法が,日常生活においても公衆衛生を脅かす災害時においても変化している.こうしたメディアに参加し利用することは,危機管理共同体の災害対応に役立つ可能性がある.
この記事で、"Ushahidi"のことを初めて知った。Wikipediaによると、ubuntu同様アフリカ発のオープンソースだそうだ。東日本大震災支援サイト"sinsai.info"もこれがベースになっているとのこと。正直、遺伝子の話よりは聴きやすかった。改めて、コンテキストの知識がヒアリングを左右することを実感した。あと、どうしても数字が出てくると、日本語で考えてしまって、その先の聞き取りに躓いてしまうのが課題。

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