patient
- 旧来の症例報告では患者を主体とすることは少なかったが、近年「患者中心の医療」の観念の浸透故か、患者が主語となる文章が多くなってきた。
- 個々の患者を扱う"case report"で使用される語なので基本的に単数形。従って"-s"が付いて聞こえるのは、属格形で、後続するのは名詞となる。(多症例を扱う臨床試験の論文では基本的に複数形で現れる。)
- 述語は、受動態(was pp)、report、appear、undergoなどが多い。(日本語では、患者が「訴える」というところで、"report"が使われる。say、tellなどの日常語は使われない。)
- 同意語であるthorax[θɔ'ːræks]、thoracic[θəræ'sik]はあまり使われない。(雑誌名の"Chest"と"Thorax"の例に見るように、米語と英語で差がある可能性はある。)
- chest pain、chest wall、CT of the chest、chest X-ray、chest radiographの形で使われることが多い。
- 蛇足だが、胸を意味するギリシア語には、"στήθος"と"θώρακας"があり、現代も使われている。それぞれGoogle画像検索すると、ニュアンスの違いが分かる。前者の画像検索は場所を考えたほうがよい。英語の"breast"と"chest"にそうとうする
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