2013年3月6日水曜日

診断プロセスの稼業五段活用


CPSのテキストからムーブをもとに文例収集するために診断の過程を明示化してみた。こうやって見ると、診断ってのは、大胆に、といって彫り過ぎずに、造型を写実する彫刻の過程に似ていると感じました。
  1.  仮説生成(inductive reasoning):病因学、病理学、解剖学など様々なレベルの可能性を列挙する。
  2.  棄却:可能性が低くとも、危険な地雷疾患を暫定的に否定しておく。ただ否定しきれない場合は、頭の片隅には常に置いとくべき。
  3.  群:ありそうな順に並べ替えた7±2項目の鑑別診断群を生成、要するに仮説の精製過程。群盲評象に陥らないよう、全体象(像)を意識することが重要で、熟練すると、ゲシュタルト診断(一発診断)が可能になる。
  4.  検定(hypothesis testing, deductive reasoning):key & rejecting featureをもとに三段論法で、確定、除外を行う。絞り切れないときは、対象疾患に詳細な考察を加える。
  5.  拘泥:最終診断に拘りはないか?認知バイアスはないか?特に、慌てていないか?(αエラー、premature closure caused by time pressure)。困難な状況にあるときこそ、振り返りが必要。
References




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